初めての家づくりガイド〜理想の家と業者の選び方〜
初めて自分の家を建てようと考えている方は、一言に「家づくり」と言っても、何からはじめたらいいのかわからない人がほとんど。
今回は、初めて家を建てようと考えている方が「まず何をするか」をお伝えします。
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「暮らしに何を求めるか」を家族で共有
家づくりでもっとも大切なことは「どんな暮らしがしたいか」を明確にすること。
「朝はパンの焼けるにおいで目覚めたい」「朝日の入るリビング」「ウッドデッキで朝食を食べたい」「リビングと直結したガレージが欲しい」「カフェのようなオープンキッチン」….
新しく作る我が家で、どんな生活を送りたいかを家族で話し合い、「理想の暮らしリスト」にまとめておくのがオススメです。
意見を出したら「譲れないポイント」をランキングにして書き出し、家族と共通の部分と相違点を明確にしておきましょう。
モデルハウスや見学会で、実際の家を見ているうちに妥協点が見つかったり、「こっちの方がいいかも!」という意見の変化もあるので、「理想の暮らしリスト」はどんどん更新していくこと。
文章にしておく事で都度振り返りながら家づくりができるので、「もっとこうすれば良かった!」という後悔を回避することに繋がります。
また、予算の上限についても事前に決めておき無理のない資金計画をしましょう。
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情報収集のために実際の家を見てみよう
理想が固まってきたら、雑誌やイベントで情報収集をスタート!
モデルハウスや完成見学会、住宅展示場など様々なイベントに参加して、理想に近い間取りや外観、インテリアなどを隅々までチェック。素材や型番などの細かな情報もメモに残しておくと後々便利です。
写真や担当者の名刺、雑誌の切り抜きなどは後で見返せるようにまとめて保存しておきましょう。
住宅展示場やモデルハウスの見学で理想に近い工務店を見つけたら、その工務店が建てた家の「実例見学会」に行くのもオススメ。
施主からリアルな住み心地を聞くことができ、収納や家事動線などの細々としたこだわりポイントなど参考にできる情報を収集できることも。
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理想の家が明確になっていれば、モデルハウスや見学会で「理想的な家を得意としている工務店」がきっと見つかります。
「理想的な家を得意としている工務店」を見つけることができれば、打ち合わせもスムーズに進みます。事前に要望を伝えておくことで、「理想以上の提案」をしてくれることも。
施工前の打ち合わせは5回〜10回ほど行う人が多いようですが、施主の要望が固まっていれば打ち合わせの度に要望が二転三転することも防ぐことができ、打ち合わせ期間の短縮にも繋がります。
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後悔しない理想の家を建てるには、理想をより具体的にする準備期間が重要です。
家族としっかり話し合い、初めての家づくりを成功させましょう。
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