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棟梁の目線 vol.3

「リフォームについての考え方」

鈴木工務店の鈴木です。
今回は小田原市のK様宅の浴室リフォームを参考に住宅リフォームについてお話しします。
ユニットバスを導入した浴室リフォームですが、まずは浴室を下から支える土台の話です。

事例:K様宅 浴室リフォーム工事

施工期間:2021年5月末~2021年6月初旬

しっかりした土台で安心

厚めのコンクリートでしっかりとした下地づくり

一般的には土間に直接コンクリートを流すこともある工事ですが、今回は砂利を敷き、コンクリートの中にメッシュを入れることで強度の向上を図りました。
また、コンクリートの厚みも薄い場合は80mm程度にすることもありますが15mmと厚めに仕上げています。
それほど荷重がかかる場所ではありませんが、10年後、20年後も考え安心して入れるそんな浴室に仕上がると思います。

水はけも良く床下の湿気対策にも

砂利を敷くことのメリットはほかにもあり、直接土間にコンクリートを打った場合に比べると水はけも良く、床下を良い状態で保つことができます。

品質の高い生コンクリートを使用

コンクリートも手練りではなくミキサー車を手配して生コンクリートを使用しています。手練りに比べしっかりと攪拌されているので。均一の品質でムラがない施工が可能です。
それにより将来的なクラック(亀裂)のリスクを減少させることができます。

出来上がったコンクリートの床
この上にユニットバスが設置されます

いくら良い浴室を作ったとしてもその足元が不安定では元も子もありません。
地盤など諸条件によりますが、しっかりとした土台を準備することも大切なことだと思います。

次回はユニットバスの設置編をお送りする予定です。

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