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棟梁の目線 vol.6

「“もしも”の漏水に備える」

鈴木工務店の鈴木です。
今回は新築・リフォーム工事の際に採用している安価で確実な防水対策についてです。従来の施工に比べて確実でコストも抑えられるためぜひおすすめしたい防水部材についてお話しします。

事例:(有)ビル環境センター 様 事務所新築工事

施工期間:2021年4月~2021年8月(予定)

ウィークポイントを雨水の侵入から守る

一体成型で隙間なく、ピンホールもなし

新築やリフォーム工事で壁の下地を作る際に換気用のパイプやサッシの角、ベランダの角など雨漏れや漏水の原因になる、いわゆる住宅の“ウィークポイント”といえる箇所があります。
従来は一般的な透湿防水シートと防水テープの施工で対策をしているのですが、角部分などはどうしても重ね合わせた角に“ピンホール”と呼ばれる隙間ができてしまっていました。

また、こういった箇所からの漏水や雨漏れを防ぐために職人さんが丁寧に作業を行う技術が必要なため、作業の手間も増えて人件費がかさむ原因にもなっていました。

そこでおすすめしたいのがフクビ化学工業㈱の「ウェザータイト」シリーズという防水部材です。

防水部材の理想形

住宅用防水部材「ウェザータイト」シリーズ(フクビ)

フクビのウェザータイトは一般的な防水部材と違って立体的な一体成型となっているため、従来の課題であったピンホールの心配がありません。
「パイプ用」「バルコニー用」「サッシ用」「屋根用」のラインナップでサイズも複数用意されているので、様々な箇所に施工することができます。

一体成型ですので、角やパイプに併せて施工するだけで職人さんの技量に左右されることなく安定した施工精度を実現することができ、作業効率も向上するので工期の短縮につながり、人件費を削減することができます。。

工期が短縮できる

在来工法と違い、工場であらかじめ造られたパーツを組み合わせるので工期が短縮され、その分職人さんの工程を減らすことができるので人件費を抑えることができます。

また、パイプ用の開口部にはゴムのパッキンも溶着されていて、パイプと密着させることでさらなる防水効果が発揮されます。

今回の現場でも各所に採用しています

こういった細かい部分のでの配慮が住宅を10年、20年とより永く持たせるポイントとなります。

当社では、新築やリフォームの際には積極的に採用・ご提案している優れた建築部材となります。

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