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棟梁の目線 vol.8

施工事例

(有)ビル環境センター様 事務所新築工事

施工期間:2021年4月~2021年8月(予定)

4月から取り掛かっていたこちらの現場も建物自体はそろそろ目途がついてきました。

現在は外壁の下地塗装も終わり、内装工事が始まっています。
左官屋さんによって外壁下地にモルタルを塗ってありますが、その下張材としてこちらの現場で採用しているのが田島ルーフィング㈱の「ダブルベスト」です。

外壁下張材
「ダブルベスト」(田島ルーフィング㈱)

強度と施工性に優れた高級下張材

ダブルベストは合成繊維不織布と耐久性に優れた改質アスファルト(※)を使用し、張りがあることで施工性も向上、寸法の狂いも少なく、強度もあるため破れにくい建築材で、モルタル壁を採用されるお客様にはぜひおすすめしたい建築材です。
改質アスファルトはポリマーや天然アスファルト等を加えて、石油アスファルトの性状を改善したもので、耐流動性、耐摩耗性、耐剥離性、基材との付着性、たわみ追従性などを工場させたもので、下張材の素材に採用することで従来の下張材より施工性、寸法安定性、引張強度などが高くなります。

こうした高性能な部材を採用することで、作業効率も高くなり人件費の抑制にも効果があります。
せっかく新しく建物を建てるのであれば、こういった建築材はぜひおすすめしたいところです。

新築工事は仕上げの段階へ

まだまだ外構工事なども残っていますが、建物自体の工事としては今後、内装工事へと移っていき、仕上げの段階に入ってきました。
内装の下地のボード張りもおわり、クロス屋さんによって内装の仕上げが進められていきます。

ビス止めした段差もパテで埋めました

大工だからこそできる臨機応変な対応

天井埋め込み式の空調を設置しましたが、機械のサイズの関係で高さの調整が必要でした。なので今回は見栄えも良くなるようにと化粧枠を作り、対応しました。こういった臨機応変に対応できるのも大工としての強みだと思います。

長く続いているこの現場も完成が少しずつ見えてきました。

外構工事のコンクリート打設などが今後ありますので、その際にはご紹介したいと思います。

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